生理痛は自分で改善できるんですよ

一般的には、生理は痛みや不調があるのが当たり前のようですね。

僕も東洋医学の考えでカラダを診るようになる前はそう思っていました。

 

最近、TVやNETなどで生理のことが取り上げられて以前よりはタブー視されなくなっては来ていますが、

こういう痛みの時はこうするとか、こんな薬を飲むと楽になるとか、こんな生理用品があるとか、

生理の仕組みや大変さを知り共感するというのような内容が多くちょっと残念な感じがします。

もう一歩踏み込んで、そもそもなぜ生理痛になるのか、そして改善するにはどうしたらいいのかを考えていかないと変わりません。

 

やはり患者さんに話を聞くと、女性同士でもあまり生理の話はしないし、

話すとしてもどんな薬を飲んでいるとか、どんな生理用品を使っているとか、

という程度であまり踏み込んだ話はしないそうですし、

なぜ痛みが出るのかを学校でも教わらず、母親や周りの女性が生理痛があるとそれが当たり前になっていたり、

薬でコントロールすることも普通だと考えてしまうようです。

 

東洋医学では生理痛はないのが普通と考えます。

初潮から閉経まで約35年間、毎月ある生理。

生物として元々カラダに備わっている働きが毎回つらいなんてことはないはずなんです。

 

一般的な視点だとホルモンや自律神経など、何かのせいにして本当の原因を考えないことがほとんどです。

病院での診断名も多くは結果や状態であって、そもそもの原因ではないんです。

 

昔に比べ現代の女性は初潮の時期が早まり、妊娠の回数も減って月経の回数が何倍も多く子宮や卵巣にかかる負担が大きいと言われています。

他にも生活のスタイルやリズムの変化、ストレス、食事など様々な要因が考えられますが、

 

東洋医学の視点で生理を診ていくと

一ヶ月のどのタイミングでカラダやココロにどんなことが起きているかで、

なぜ痛みや辛さが出るのかという原因を知ることができて、どうしたら改善するのかがわかるんです。

 

生理には大きく分けて「妊娠の準備」「月に一度の大掃除(リセット)」という2つの役割があります。

着床しなかった子宮の内側の膜がはがれて経血として体外へ排出されますが、この時に排出しづらい状態になっていると様々な症状を伴います。

 

基本的には月経前・後でどんな症状が出ているかでカラダの中で何が起きているかがわかります。

 

生理を月に一度の大掃除と考えると

 

生理前の症状・・・大掃除が大変(余計なゴミが多くてゴミ出しが大変)

余計なゴミが溜まっている時のサインは経血が出ずらく、出ると(2日目位から)楽になるのが特徴で、

何が溜まっているのかは一緒に出ている症状でわかります。

お腹が冷える・・・カラダに冷えが溜まっている(キューッと締め付ける痛み)

のぼせる、イライラする、焦る・・・熱が溜まってこもっている(周期が早い、量が多い)

胸やお腹が張る・・・気の巡りが悪くなって溜まっている

むくむ・・・水が溜まっている(重ダルイ感じ)

肌荒れ、血の塊・・・汚れた血が溜まっている(チクチク刺す痛み)

 

生理後の症状・・・大掃除で疲れた(大掃除に使うエネルギーが足りなかった)

気(エネルギー)が足りない時のサインは出血後にシクシクお腹が痛い、体がダルイ、元気が出ないなどで、

何が足りないのかは周期や期間でわかります。

生理周期が早い・・・気が足りない(溜めておけなくて漏れ出る)

           ※熱がこもって早くなることも

生理周期が遅い・・・血が足りない(血を作れていない)

           ※気の巡りが悪い、熱が足りなくて遅くなることも

出血が続く・・・気が足りない(出口をしめる力が足りない)

 

生理前も後もつらい・・・ゴミが多くエネルギーも足りない

・両方合わせたサインが出て来ます

 

その他、肩こり、頭痛、腰痛、情緒不安定、不正出血、排卵時痛など、どのタイミングでどんな症状が出ているか、

一つの症状(サイン)だけではなく、一緒に出ているサインを診ることでより細かく何が起きているか(原因)がわかります。

 

生理は一ヶ月の過ごし方の答え合わせです。

原因は必ず日常の生活の中にあります。

ゴミが溜まるような生活、エネルギーが足りなくなるような生活をしているはずです。

振り返り、原因に気付き、少し工夫して今よりもやさしい生活をすれば必ず改善します。

関連記事 『本来の自分を知る』でサインの見方を書いています。

 

知らないともったいないんです。

原因を知りカラダが調えば生理も調います。

生理が調えばカラダも調います。

生理痛の改善だけが目的ではなく、女性のカラダを根本から調えるには生理痛の改善が必要なんです。

 

病院での治療や薬でコントロールすることが悪いと言っているわけではありません。

選択肢の一つとして、こういう考え方や調え方があるということを知って欲しいんです。

 

 

当院では、東洋医学の視点からカラダを診て、本来の働きが出来るように施術で調えるお手伝いしています。

そして、カラダの声の聞き方(サインの見方)カラダの調え方(セルフケアの仕方)をお伝えし、

自分で改善出来ることを知ってもらい、治療が必要ないカラダになってもらう事を目指しています。

 

自分でサインの見方がわかれば原因も改善法もわかり不安が減りますよ。

 

関連記事 生理痛

     生理痛の考え方

参考書籍 体の声を聞くことで生理が楽になる