それってホントに気象病(天気痛)?

最近、よく耳にもするし、TVでもやっていたりしますが、

気象や天気などが原因で不調になるコトを気象病や天気痛と言うようですね。

 

原因不明の頭痛や腹痛、傷が痛む、倦怠感、不安感などの不調を気象や天気が関係しているとするもので、

特に気圧による影響が大きいとされています。

 

西洋医学的には耳の奥の内耳という器官や自律神経の影響とされているコトが多いようですが、

 

東洋医学的には気象病に限らずどんな症状もカラダ全体がどうなっているのか、

カラダ全体を東洋医学のベースの考えである気、血、水、というカラダが正常に働くために必要なエネルギーが過剰なのか不足しているのかで診ていきます。

カラダの中に余計なものが溜まっているか、(過剰・実)

変化に対応する力や守る力が足りないか、(不足・虚)

で考えます。

どんな天気の時にどんな症状が出るかでカラダの中にどんな余計なものが溜まっているのか、または何が足りないのかがわかります。

そして、出ている症状(結果)だけを診るのではなく、なぜ余計なものが溜まってしまったのか、なぜ足りなくなってしまったのか、という原因を診ていきます。

 

気象の変化に伴って出る症状は、余計なものも溜まっていて守る力も足りないと言うことが多いのですが、

その中でも特に余計な水(むくみ)の影響が強く出ます。

余計な水分が溜まっている状態で気圧が下がると、カラダの中の水分が膨張し血管やリンパが拡張し神経を圧迫して様々な不調が出ます。

ここまでは西洋医学的な診方とやや同じところもありますが、東洋医学ではさらに根本的に診ていきます。

 

なぜ余計な水が溜まってしまったのかを診ていかないと根本的な改善にはなりません。

特に食べ物の影響は大きく、むくむような食べ物を食べていないか、なぜその食べ物を欲するのかを診ていく必要があります。

一般的にむくみに良くないのは塩分とされていますが、それよりも甘い物の影響の方が大きいんです。

甘いの物は極陰性の食べ物でカラダの緊張をゆるめる作用があるのですが、甘味が強ければ強いほどカラダがゆるみ過ぎて余計な水分をため込んでむくんでしまいます。

だからと言って甘い物が悪いわけでもないし、食べたいのを我慢する必要もありません。

「甘い物が悪い」となって甘い物を我慢しても根本の解決にはなりません。

それよりも甘い物を食べたくなるくらいカラダの緊張が強くなってしまっていることに気付くことが大事なんです。

 

必ず普段の生活の中に原因はあります。

どのタイミングで甘い物が欲しくなりますか?

日常の中で緊張が強くなるコトを何かしていないか、何かムリをしていないかを振り返って下さい。

 

緊張の原因に気付かず、甘い物を我慢しても緊張はゆるまないし、アルコールや添加物など甘い物の代わりになる刺激の強い物でゆるもうとするのでカラダに負担がかかってしまい余計にバランスが崩れてしまいます。

原因に気付きムリを減らすと甘い物が食べたいという欲求が減ります。

緊張が減り甘い物の欲求が減ってカラダが正しく働くようになった時に、

天気の変化に対してカラダがどんな反応をしているかを感じてみて下さい。

きっと、甘い物を食べた時と食べない時のカラダの反応の違いや症状の強弱を感じるはずです。

 

 

他にも運動不足で巡りが悪くなっていてもむくむし、

PC作業が多かったり常に考え事をしていたり目や頭ばかり使っていると頭より上にエネルギーが集まり過ぎて巡りが悪くなり内耳に影響します。

 

カラダが正しく働くためのエネルギー足りていなくても巡りが悪くなるし、

気象や天気の変化に対応する力や自分を守る力が弱くなって、わずかな変化にも影響を受けやすくなります。

 

カラダが正しく働いている目安は、

眠り、目覚め、便通、食欲、生理、など生き物としてのベースが調っているかでわかります。

あとは、感情が安定していて余裕があってなどポジティブな感覚があれば調っているサインです。

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逆に、ネガティブな感覚があってどれか一つでも乱れていればカラダが正しく働いていないというサインです。

それがいつからなのか何が原因なのかを振り返ってみて下さい。

 

気象や天気の変化で出る症状だけに囚われていると根本の乱れに気付けなくなります。

まずはベースを調えるコトが大事です。

 

もし、ベースが調ってカラダが正しく働いているのに天気に左右されるならそれは気象病かも知れませんが、

ベースの働きを調えないで気象や天気のせいにするのはもったいないんです。

原因がわかれば誰かや何かに頼らなくてても自分で改善できるし、

ネガティブな症状をコントロールできます。

 

自律神経のせいにするのも、まず調えてからにして下さい。

気象や天気の変化に対応できないくらいカラダが弱っているというコトです。

自律神経が乱れているのではなくて、カラダが正しく働いていないから自律神経が乱れるんです。

 

 

気象や天気の変化だけじゃなく

季節の変わり目での変化や毎年同じ時季に調子が悪いという方も多いですが、

これもベースが調っていないから変化に対応できていないんです。

 

気象病や天候痛だけではなく、西洋医学的な視点だけだと改善しにくいものや、原因不明と言われている病気や様々な症状も

東洋医学的な視点を加えることで改善したり、原因がわかることもあります。

 

西洋的な治療をするにしても、東洋的にカラダを根本から調えることによって治療の効果がでやすくもなります。

西洋と東洋は考え方は違うところは多いですが、相反するものではありません。

お互いの良いところを補い上手く使えばいいのです。

 

お困りの方はご連絡ください。